公立の小学校に紙のテストに替わる新しいテストの形「CBT」としてTOFASを提供

日本
日本人生徒が教室でノートパソコンを使って受検している

日本では、文部科学省による「GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想」の推進により、児童生徒の1人1台端末化がここ数年で急速に進みました。日本の学校現場におけるこれまでの教育実践と、最先端のICTをミックスさせることで、児童生徒の力を最大限に引き出すことを狙いとしています。その方策の一つとして、紙と鉛筆を使わずにコンピューター上で行う試験方式であるCBT(Computer Based Testing)に大きな注目が集まっています。

東京都豊島区内の小学校における事例では、各学年の児童がそれぞれのタブレット端末に向かい黙々とTOFASを実施している様子がうかがえます。この学校では、TOFASによって児童それぞれの基礎学力ののびしろが可視化されたことで、紙のテストの際には実現できなかった授業改善や指導改善を進めることができました。また、担当した教員からは「TOFASは採点や分析の時間が圧縮されるため、教員の働き方改革に繋がる」との声が上がっています。子ども達のためだけでなく、学校現場の先生方のために活用できるCBTとして、TOFASの導入は日本全国の公立学校に拡大しています。